【ラパス/ボリビア 27日 AFP】モデルを夢見る23歳のボリビア人女性が、強度の拒食症によりラパス(La Paz)市立病院に担ぎ込まれた。体重は何と23kg。通常の体重の半分だ。
■体重23kg、歯はすべて抜け落ち極度の栄養失調
医療チームの手により一命を取り留めたものの、女性は全ての歯が抜け落ち、極度の栄養失調と診断。現在1ヶ月の入院が経過したが、女性はまだ堅い物が食べられず、「栄養注入管を使用しなくては危険な状態だ」とカルロス・ディップ医師は語る。
どのように重い期間
女性の家族は市立病院で引き続き安静が必要であることを記者団に説明すると共に、連帯責任を謝罪した。
「優先事項は食事をするための義歯を作ることです」と医療スタッフは説明する。
■身長152cm・体重40kg、まだ太っていると自覚
女性は17歳からモデルになることに憧れて、食事を制限していたという。身長152cm、理想的な体重は40kgであるにも関わらず、女性は以前地元テレビ番組に「モデルになるためには、もっと痩せなければなりません。私はまだ太っています」と打ち明けていた。
双方向極性又は躁うつ病
その後女性は更に食事を取らなくなり、食後に毎回戻す様になり、肌と骨の境がなくなって行った。
■さらに広がる影響と拒食症被害
先週、拒食症が原因で亡くなったブラジル人モデルのアナ・カロリーナ・ヘストン(Ana Carolina Reston)さん(身長174cm、体重40kg)の報道後、ボリビアの会社が女性宅を訪れ調査を開始したことで事態が明らかになった。
顎の痛みの痛み
拒食症であったアナさんは極度の衰弱で死亡した。またサン・パウロのファッション学生、カルラ・ソブラド・カサル(Carla Sobrado Casalle)さん22歳はダイエットが原因で心臓発作を起こし先日死去したという衝撃的なニュースも飛び込んできている。今後ますます、この件についての波紋が広がりそうだ。写真は、2006年9月21日マドリードコレクションにて撮影されたもの。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES
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